にいがた百景

福島潟(新潟市北区前新田〈まえしんでん〉)

旧豊栄市東部に水をたたえる広大な福島潟
福島潟(ふくしまがた)は,旧豊栄市の東部に広がる湖沼である。野鳥や水生植物の宝庫として知られている。オオヒシクイ,コハクチョウ,シジュウカラガンなどの鳥類が見られる。

雪晴れの福島潟
かつて一帯は広大な湿地であったが,宝暦四年(1754)ころから干拓が始まり,明治に入っても事業が継続した。昭和四十一年(1966)から国による干拓事業が進められた。同五十年(1975)に工事が終了し,200ヘクタールほどの潟が残された。
福島潟には多くの川が流れ込んでいるが,流れ出る川が新井郷川(にいごうがわ)しかないため,周辺はしばしば水害を被った。そのため昭和四十四年(1969)から放水路の建設も始まり,平成十五年(2003)に放水路が完成した。翌年の7月13日に新潟は豪雨に見舞われたが,福島潟周辺では水害が発生せず,放水路の機能が確認された。
福島潟のオニバス福島潟のハス
オニバス(左)は,福島潟が日本の北限生息地だとされている。→福島潟のオニバス

ビュー福島潟
湖畔の一画が「水の公園福島潟」として整備されている。
螺旋階段の一風変わった建物が「ビュー福島潟」である。6階の展望ホールから潟の全貌を見ることができる。

→公式サイト:水の公園福島潟(外部サイトに移動します)

(新潟市北区前新田,新鼻)
2008.8.23, 2013.2.24


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