諏訪神社は,旧朝日村の黒田地区に鎮座する。高根川の左岸の山裾に位置する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「岩舩郡黒田村字堂平 村社・諏訪神社」とある。
祭神は健御名方命で,合殿で天照大御神と須佐雄尊を祀る。
明治十六年(1883)に村社に列せられた。
石段を登ると,奥行きのある切妻造(向拝付き)の社殿が建っている。
向拝部分の彫刻はかなり手の込んだもので,傷みもほとんどない。
社地の前から高根川・大須戸川の上流,葡萄峠方向の眺めが爽快である。
(新潟県村上市黒田2400)
2007.7.7