にいがた百景2

麒麟山(阿賀町津川〈つがわ〉)

麒麟山
麒麟山は,津川市街の北東,阿賀野川と常浪川の合流地点に屹立する奇観である。
山頂をたどる道があるが,両側が川に落ち込む狭い痩せ尾根になっている。
建長四年(1252)金上盛弘がここに築城し「狐戻城」と称した。
寛永四年(1627)に廃城となったが,今は城跡に金上稲荷神社が祭られ,往時を偲ぶよすがとなっている。
麒麟山から飯豊連峰麒麟橋
城跡をめぐる道からの眺めはすばらしい。はるか北の彼方に飯豊連峰を,西側には阿賀野川に架かる麒麟橋や津川駅が見おろせる。

(新潟県東蒲原郡阿賀町津川)
2007.6.2, 2007.8.25


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