にいがた百景2

米納津隕石落下地記念碑(燕市富永〈とみなが〉)

米納津隕石落下地記念碑
隕石落下地の記念碑は,JR吉田駅(越後線)の東1.5キロメートルにある。
天保八年(1837),重量31.65kgの隕石がこの地に落下した。庄屋の家に保管されていたが,明治三十二年(1899)に帝室博物館(現在の国立科学博物館)に移された。旧村名によって「米納津隕石(よのうづいんせき)」と呼ばれている。
弥彦山と隕石の碑隕石落下地記念碑
落下の日について,国立科学博物館の提供する日本の隕石リスト(外部サイト)では「7月13日」とするが,この碑には「七月十四日」と刻されている。
いわく「米納津隕石の碑 西暦一八三七年七月十四日午後四時西方よりこの地に落つ」と。

米納津隕石(実物)米納津隕石を記録する文書
米納津隕石里帰り展(2013年9月)で展示された米納津隕石の実物と当時の記録。

(新潟県燕市富永)
2007.1.27, 2013.9.23


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