新潟県神社探訪

魚沼神社(湯沢町神立〈かんだつ〉)

湯沢町神立の魚沼神社鳥居
魚沼神社は,越後湯沢駅(JR上越線)の東南東1キロメートルに南東向きに鎮座する。
「神社明細帳」に「南魚沼郡神立村字宮林 村社・魚沼神社」とある。
「延喜式」所載の「魚沼神社」(魚沼郡五座の一)の論社である。(ただし『越後国式内神社考』は当社を「式内・魚沼神社」ではなく「坂本神社」に当たるとしている。)
祭神は,天児屋根命,中筒男命,誉田別命の三神である。
「神社明細帳」は以下の口碑を記録する。すなわち,天平神護年間(765-766)に,神託によって宮換戸(みやがいと)の地(現社地のやや西方の石白地区)に八幡・住吉・春日の三神を祭ったのが起源で,建暦年間(1211-1212)に社殿を建て「魚沼社」と称した。貞治二間(1363)に再建。応永三十三年(1426)に落雷で損壊し,翌年現社地に再建した。
明治四十三年(1910),稲荷社(倉稲魂命,大己貴命,大田命,大宮姫命)を合併した。
魚沼神社社殿魚沼神社拝殿装飾
拝殿は妻入りで奥行きのある様式で,明和七年(1770)の改築である。旧称「三社宮」の額が掛かっている。
魚沼神社本殿
本殿には雪下ろし作業のための梯子が付いている。

(新潟県南魚沼郡湯沢町神立)
2006.11.3


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