新潟市神社探訪

日枝神社(新潟市江南区沢海〈そうみ〉)

新潟市沢海の日枝神社
日枝神社は,旧横越町の沢海に鎮座する。隣地は「豪農の館」として知られる北方文化博物館である。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡澤海村字居村 無格社・日枝神社」とある。
慶安元年(1648)創立とされるが,資料によって異説がある。
明治以前は「山王宮」と称した。
祭神は大山咋命で,天照皇大神,健御名方命,倉稲魂命を合殿で祀っている。
かつて沢海には上(かみ)と下(しも)のそれぞれに山王宮と諏訪宮があり,そのほかに神明宮,熊野十二社の計六社が鎮座した。
神明宮と熊野十二社は古くから祭られていたが,山王宮と諏訪宮はこの地に陣屋が置かれた時に新発田町の諏訪社,五十公野の山王宮から勧請されたとされる。
沢海藩は,藩主の溝口政親の無能・乱行などを理由に貞享四年(1687)に改易となった。改易後,藩内の神社は荒廃し,下の山王宮(現在地)にすべての神社を合併した。
沢海の日枝神社 日枝神社拝殿内部
日枝神社本殿
拝殿背後の本殿は手の込んだ彫刻が施されており美しい。

(新潟県新潟市江南区沢海二丁目)
2006.7.1

参考:山王信仰とは?


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