新潟市神社探訪

八幡宮(新潟市江南区小杉〈こすぎ〉)

新潟市小杉の八幡宮
八幡宮は小杉地区の鎮守である。しばしば移転し,現在地には元禄十年(1697)に遷座したとされる。
元禄十六年(1703)の資料には,小杉村の神社として当社のほかに諏訪明神二社,神明宮一社が記載されているという。
明治九年(1876)の「小杉村誌」には,境内社として「諏訪社」が記録されているという(現在は八幡宮に合併されているのか)。
小杉の八幡宮社殿八幡宮拝殿部分
太いしめ縄は,横越地区でよく見かける。

八幡宮御神木
社殿の横に,欅の切り株が祭られている。昭和五十八年(1983)に水面下4メートルの粘度地盤から掘り出されたもの。幹の中には中国唐代の貨幣「開元通宝」が挟まっていたという。
境内にはこのほか,安政五年の灯籠,昭和二十九年の改築記念碑などがある。

(新潟県新潟市江南区小杉一丁目10-25)
2006.7.1

参考:八幡信仰とは?


新潟市江南区(旧 横越町)神社