新潟市神社探訪

金刀比良神社(新潟市北区浦ノ入〈うらのいり〉)

浦ノ入の金刀比良神社
金刀比良神社(ことひらじんじゃ)は,新潟競馬場の東1キロメートル,新発田川の河畔の「引越山」と呼ばれる場所に鎮座する。
このあたりは,浦ノ入,木崎,内島見など地籍が入り混じった場所である。
神明宮(内島見52番地)の明細帳に「境内社」として記録されている「金刀比良神社」であろう。
祭神は大物主命で,安政五年(1858)の創立である。
本社に当たる神明宮はここから南西1.5キロメートルに鎮座する。神明宮の境内から,なんらかの事情でここに移されたのであろう。
金刀比良神社社殿細部金刀比良神社社殿瓦

金刀比良神社境内の鴨供養塔
社殿脇に「鴨供養塔」があるが,その由来は不明。

(新潟県新潟市北区浦ノ入)
2006.4.1


新潟市北区(旧 豊栄市〈木崎地区〉)神社