新潟市神社探訪

諏訪神社(新潟市東区石山〈いしやま〉)

石山の諏訪神社
諏訪神社は,JR信越本線の越後石山駅に隣接して鎮座する。文禄年間(1592−1596)にこの地が開墾されたころ創立されたと伝える。
「神社明細帳」(明治十六年)に「越後國中蒲原郡石山新田字下モ居前 無格社・諏訪神社」とある。 祭神は健建御名方命で,合殿に天照皇大御神を祭る。
天明四年(1783)再建,慶応二年(1866)焼失,慶応三年(1867)再建の記録が残る。
昭和十六年(1941)村社に列せられた。
諏訪神社拝殿諏訪神社拝殿装飾

諏訪神社本殿諏訪神社本殿
本殿の保存状態は良好のようである。下部が板で囲われており,一部しか見えない。

石山諏訪神社狛犬(吽像)石山諏訪神社狛犬(阿像)
狛犬の台座には「安政三丙辰年四月建之」とある。

(新潟県新潟市東区石山2丁目1-41,JR信越本線・越後石山駅から徒歩3分)
2004.10.7, 2010.9.20


新潟市東区(石山地区)神社