神明社は,青山駅の南東約1キロメートル,西川が信濃川に合流するあたりに鎮座する。祭神は天照皇大神で,創立年は不詳だが享和三年(1803)に再建したと伝える。もと平島村の産土神であった。
「神社明細帳」(明治十六年)に「西蒲原郡平島村字石山 無格社・神明社」とある。
周囲は住宅やアパートが密集し,社域も狭い。
額にはなぜか「施無畏」と書かれている。
簡素な社殿だが,ていねいな彫刻が施されている。
(新潟市西区平島832,JR越後線・青山駅から徒歩15分)
2004.6.27
参考:神明宮とは?