新潟県神社探訪

八幡宮(五泉市宮町〈みやちょう〉)

五泉市宮町の八幡宮
八幡宮は,JR五泉駅の北西約1キロメートルに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡五泉町村字古城跡 村社・八幡宮」とある。 伝承によると,永禄年間(1558−1570)この地に上杉謙信の家臣・甘粕景継の居城があったとされる。
五泉市八幡宮拝殿八幡宮本殿
祭神は氣長足比賣尊と譽田別尊で,合殿で湍津比賣命,市杵嶌比賣命,田心比賣命である。
明治七年(1874)に白山神社(白山比賣命)が合殿された。
このほかに三峯神社(天兒屋根命)と青麻神社(大名持命,少彦名命)も祭られている。
合殿の神のうち白山神社は,もともと別の場所に鎮座したものが八幡宮の境内に遷されたのであるが,この白山神社を「延喜式」の「宇都良波志(うつらはし)神社」だとする説がある。
ただしここから西南西約3キロメートルに鎮座する中山神社に合祀されている天神社を「宇都良波志神社」とする説もある。
さらには,この八幡宮自体を「延喜式」の「小布勢(おふせ)神社」とする説もあり,諸説錯綜している。

五泉八幡宮境内五泉市宮町の天満宮
境内には稲荷神社(写真左),天満宮(写真右)をはじめ,服部神社,古峯神社などの小社がいくつかある。

(新潟県五泉市宮町,JR五泉駅から徒歩10分)
2004.6.13


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