新潟市神社探訪

稲荷神社(新潟市北区松浜本町〈まつはまほんちょう〉)

松浜本町の稲荷神社鳥居
稲荷神社は,阿賀野川の右岸の河口に近い高台に南面して鎮座する。旧松ケ崎浜村の鎮守である。
「延喜式」神名帳の「市川神社」(沼垂郡五座の一)の論社のひとつである(胎内市の八所神社や,聖籠町亀塚の位守山市川神社を市川神社とする説もある)。
かつて阿賀野川に合流していた加治川を鎮めるために水波能売(ミツハノメ)神を祭ったのが市川神社(「いち」は「稜威」で,暴れ川の意)で,したがってこの神社を稲荷社とするのは誤りとする文献もある。
また,かつての松ケ崎浜村は阿賀野川左岸の下山地区にあり,この神社も村の移転とともにそこから遷座したとする説もある。(今,下山地区にもここ松浜地区と同じく稲荷神社古峯神社がある。)
松浜本町の稲荷神社稲荷神社社殿
二の鳥居のしめ縄は,一直線の珍しい形をしている。

稲荷神社稲荷神社
祭神は宇賀御魂命(ウカノミタマミコト)で,大日孁貴尊と誉田別命を合祀している。
稲荷神社稲荷神社
拝殿に白い狐の焼き物の装飾がある。狛犬は明治三十九年。
境内に古峯神社がある。

(新潟市北区松浜本町3丁目4-1,新潟交通バス 松浜2丁目下車徒歩7分)
2004.3.28, 2006.4.1


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