八幡宮は,JR荻川駅の北,小阿賀野川の土手下に,北向きに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡車場新田字江内 無格社 八幡宮」とある。寛永十四年(1637)の創立で明治十一年(1878)に再建したという。祭神は誉田別尊で,車場新田の産土神である。
明和七年(1770)に破壊し,翌年再建された。
拝殿の左奥に小社が祀られている。境内社にしては立派な鳥居を持つ。寛永十五年(1638)に創建された神明宮(祭神:天照皇大神)である。
「明細帳」によると,文化十一年(1814)の正月に破壊し,同年四月に再建された。
(新潟市秋葉区車場1丁目,JR 信越本線・荻川駅より徒歩10分 )
2004.3.21
参考:八幡信仰とは?