新潟市神社探訪

菅原神社(新潟市中央区天神尾〈てんじんお〉)

天神尾の菅原神社
菅原神社は,JR新潟駅の西約800メートルの場所に鎮座する。すぐ横は新幹線の高架である。
鳥居(昭和五十三年)には「北野社」,拝殿の額には「天満宮」と記されている。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡天神尾新田字土居内 無格社・菅原神社」とある。
承応年間(165-54)に京都北野天満宮から分霊したとも伝える。天神尾新田の産土神で,祭神は菅原道真朝臣である。
正徳年間(1711-15)以後,川欠により社地が転々とし,寛政年間(1789-1800)に社地が定まった。
さらに昭和五十三年(1978)には上越新幹線の建設により社地を現在地に移した。

天神尾の菅原神社拝殿菅原神社本殿
本殿は端正な流造りである。
天神尾の菅原神社狛犬
狛犬は年代不詳。

(新潟市中央区天神尾2丁目1-34,JR新潟駅南口から徒歩10分)
2003.10.30

参考:天満宮・天神とは?


新潟市中央区(鳥屋野地区)神社