新潟市神社探訪

神明宮(新潟市中央区女池神明〈めいけしんめい〉)

神明宮鳥居
神明宮は,新潟バイパス(国道8号線)女池インターの近くに鎮座する。紫鳥線とバイパスに挟まれた非常に交通量の多い場所である。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡女池新田字枛(?)山 無格社・神明宮」とある。
祭神は大日孁貴命で,元和九年(1623)の創立と伝える。女池新田の一部の産土神であった。
石の鳥居は昭和六十二年製の新しいものである。境内は比較的広く,樹木に覆われている。

神明宮拝殿神明宮本殿
社殿はごく普通の様式のもの。本殿は覆屋の中であるが,屋根の形状は神明造になっている。
社殿右に稲荷神社がある。「明細帳」によると,女池新田には別の地区(三平堀東)の産土神として稲荷神社(宇賀御魂命)が鎮座した。この祠はそれが遷されたものであろうか。

(新潟市中央区女池神明2-5-2,JR越後線 関屋駅より徒歩45分)
2003.8.12


新潟市中央区(鳥屋野地区)神社