新潟市神社探訪

亀貝神社(新潟市西区亀貝〈かめがい〉)

新潟市亀貝の諏訪神社
亀貝神社は,県道44号線(新潟燕線)の亀貝橋と亀貝インターチェンジの中間に鎮座する。
西川から別れた細い川(農業用水路?)に沿った土手を歩くと鳥居が目に入り,そこから下り坂の参道となっている。周囲は古くからの集落である。
「神社明細帳」(明治十六年)には「西蒲原郡亀貝村字堤 無格社・諏訪社」とある。
旧亀貝村の産土神で,元和年間(1615-1623)の創立と伝える。祭神は健御名方命である。
大正五年(1917)に「亀貝神社」に改称した(いくつかの神社を合併した際に,地名をもって社号と定める例が多いが,この亀貝神社に関しては神社合併に関する記録が見当たらない)。
石の鳥居の額束には「亀貝神社」と刻されているが,朱の鳥居の脇の石柱には「亀貝諏訪神社」とある。
亀貝の諏訪神社
社殿はわりに新しいものである。
亀貝の諏訪神社・狛犬
古風な狛犬だが損傷は少なく,端正である。

(新潟市西区亀貝144,JR寺尾駅より徒歩25分)
2003.7.20

参考:諏訪信仰とは?


新潟市西区(坂井輪地区)神社