新潟市神社探訪

神明宮(新潟市西区新通〈しんどおり〉)

新潟市新通の神明宮
神明宮は,西川を挟んで大野の神明宮の対岸に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「西蒲原郡新通村古新田字腰廻 無格社・神明宮」とある。旧新通村の産土神で,祭神は天照大御神である。
慶安年間(1648−1652)に火災に遭い再建したという。
昭和二十八年(1953),字向島の厳島神社(厳島姫命)と腰廻の諏訪神社(健御名方命)を合祀した。
新潟市新通の神明宮
自然堤防に沿った道に石の鳥居があり,ここから坂を下って社殿に向かう。
かなり長い参道となっており,石の鳥居がさらに二つあり,途中で農業用水路や車道を横断する。

新通の神明宮・社殿新通の神明宮・拝殿
本殿前の狛犬の台座には「明治三十九年」と刻されている。
新通の神明宮・本殿新通の神明宮・忠魂碑
古木に囲まれた社殿は立派な造りである。
境内には昭忠碑,忠魂碑もあり,これらの碑に向かう鳥居もある。

(新潟市西区新通3090,JR新潟大学前駅より徒歩15分)
2003.7.20


新潟市西区(坂井輪地区)神社