諏訪神社は,西川のほとり,大友バス停の近くに鎮座する。
「神社明細帳」に「西蒲原郡大友村字浦向 無格社・諏訪神社」とある。
祭神は健御名方命で,譽田別尊を合殿で祭る。旧大友村の産土神であるが,創立年月は不明。
合殿の譽田別尊とは別に,境内に八幡神社(譽田別尊)があった。
明治四十年(1907)に,村内の山祇社若宮社合殿(天神七代地神五代の神,大山祇命)および厳島社稲荷社合殿(伊都岐嶌姫命,倉稲魂命)を合併したという。
社地の一隅に,合併した神社にかかわると思われる石祠が三つある。
民家に挟まれた狭い路地が参道のようになっており,途中に木製の鳥居がある。
(新潟市西区大友,JR越後線・赤塚駅より徒歩50分)
2003.6.22