大山祇社(おおやまずみしゃ)は,JR越後線の赤塚駅の南側すぐの場所に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「西蒲原郡赤塚村字二ツ屋 無格社・大山祗社」とある。
口碑によると,慶長年間(1956-1615)に支村浦郷屋の開墾の際,地中より神像を得て,これを祀って支村の産土神としたという。
祭神は大山祇命である。
社殿などにとりたてて特色もないが,新潟市指定の保存樹(たぶの木)が残る境内は薄暗く,神社らしい雰囲気がある。
簡素な社殿を守る一対の狛犬。
(新潟市西区赤塚965,JR越後線・赤塚駅より徒歩3分)
2003.6.22