にいがた百景2

諸橋轍次生家(三条市庭月〈にわづき〉)

諸橋轍次生家
「大漢和辞典」の編纂という不朽の功績で知られる諸橋轍次の生家の一帯は「漢学の里」として整備されている。生家に隣接する諸橋轍次記念館は必見。

写真では立派な木造建築に見えるが,実際はとても質素なもの。「一度に五人以上で二階に上がらぬこと」という意味の注意書きがある。

この地は景観にもすぐれ,そそり立つ「八木ケ鼻」の断崖を見ながら諸橋轍次の墓まで散策するのも一興である。
さらに山深く笠堀ダムまで歩を進めるもよし。

(新潟県三条市大字庭月:上越新幹線燕三条駅から車で50分。バスあり。)
1999.11.7


にいがた百景2