新潟県神社探訪

石井神社(新発田市五十公野〈いじみの〉)

石井神社鳥居
石井神社(いわいじんじゃ)は,新発田市の五十公野(いじみの)丘陵の石井堂山(あるいは石井戸山)の頂上(標高80メートル)に鎮座する。
丘陵の南西のへりにある「いじみの学園」の前を少し過ぎると左手に赤い鳥居が見える。
脇には「式内 石井神社」と刻された石碑がある。「延喜式」に記載される沼垂郡五座のひとつ「石井(イシヰ,イハヰ)神社」だと考えられている。今は「イワイ神社」と呼ばれている。
祭神は倉稲魂(うかのみたま)命。
鳥居をくぐると急峻な山道となる。滑りやすく細い悪路である。社殿のある山頂までは,10分ほどを要する。
灯籠や狛犬などはなく,社殿も小さい。訪れる人もまれで,太古からの神霊の気に包まれている。

石井神社の社殿(正面)石井神社の社殿(側面)
石井神社社殿石井神社本殿の扉
社殿の裏から先も,けもの道が続き,奇岩怪石が多い。これらの巨石を祀ったのが当社の発祥であろう。
小道は二つの巨岩の間を抜け,稜線を北にたどる。丘陵をこえると,キャンプ場などが整備された五十公野公園に至る。

(新潟県新発田市五十公野4685甲,JR新発田駅より徒歩55分)
2003.4.28, 2007.7.28, 2010.5.16


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