角田山は,標高わずか482メートルにすぎないが,だだっぴろい越後平野にあるので,目をひく。
いくつかの登山道があり,日帰りのハイキングコースとして新潟市民に親しまれている。
山の裏側は急傾斜で日本海にいきなり落ち込んでいる。海水浴場の砂浜を起点とする登山道(灯台口コース)は,ほとんど海抜ゼロメートルから登ることになる。
登山道からの日本海の眺めもすばらしい。
角田山の隣には634メートルの弥彦山(やひこやま)がある。二つの山にはさまれた入り江が原子力発電所建設の適地だと考える人もいたが,計画は撤回された。
(新潟県新潟市西蒲区角田浜)