水神社(すいじんじゃ)は,JR(東海道本線)大井町駅の南1.3キロメートルに鎮座する。
かつてこの場所に豊かな湧水があり,農業用水や飲用水として利用されていた。
貞享二年(1685)に,村民が水の神でる九頭龍権現を祭ったのが起源と伝える。
明治になって祭神が水葉乃女命に改められた。
現在は鹿嶋神社の境外社である。
境内に「九頭龍大権現」と「水神社」の石祠が並んでいる。
昭和五十年頃までは境内に湧水があったというが,現在はポンプで汲み上げている。
(東京都品川区南大井5丁目14-9)
2018.11.3