諸国神社めぐり

星宮神社(鹿沼市戸張町〈とはりちょう〉)

鹿沼市戸張町星宮神社社頭
星宮神社(ほしのみやじんじゃ)は,JR(日光線)鹿沼駅の西1.4キロメートルに鎮座する。
戸張町の氏神で,かつては「虚空蔵尊」であった。
鹿沼市戸張町星宮神社本殿覆屋鹿沼市戸張町星宮神社本殿
総けやき造り一間社流造の本殿が覆屋の中に置かれている。

鹿沼市戸張町星宮神社本殿側面鹿沼市戸張町星宮神社本殿背面
本殿全体に彫刻がはめ込まれており,作者の「石塚直吉吉明」(いしづかなおきちよしあき)の名や,奉納者の名,また「天保十四年」(1843年)の墨書などが確認できるという。 本殿自体は寛政(1789-1801)後半から文化(1804-1818)初年の建造と推定されている。
鹿沼市戸張町星宮神社本殿細部鹿沼市戸張町星宮神社本殿細部鹿沼市戸張町星宮神社本殿細部
本殿は鹿沼市の有形文化財(建造物)である(平成八年指定)。

(栃木県鹿沼市戸張町1805)
2018.1.23


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