住吉神社は,阪急(宝塚線)服部駅の南東300メートルに鎮座する。
住吉大社の別宮として創立された。創立の年代は不詳であるが,仁平二年(1152)再建の記録があるという。
天正六年(1578)に兵火で焼失し,元和八年(1622)に再建された。
鳥居から社殿まで薄暗い参道が100メートルほど続き,途中に随身門がある。
昭和三十六年(1961)に豊国神社(大阪市北区)を大阪城内に移転する際,その社殿を当社に移転して再建したのが現在の社殿である。
本殿は狛犬が護っている。
本社の横に朱の鳥居が並ぶ。奥に住吉稲荷大明神と豊玉龍神社の祠が,それぞれ建っている。
(大阪府豊中市服部南町2丁目)
2013.8.12