諸国神社めぐり

住吉神社(池田市住吉〈すみよし〉)

住吉神社鳥居
住吉神社は,大阪空港ターミナルビルの北1キロメートルに鎮座する。
宝亀元年(770)の創立と伝える。祭神は住吉三神と神功皇后である。(→参考:住吉信仰とは?
伝承によると,往古は一帯が入り海になっていたが,応神天皇のころに亀の形の小島があらわれてから開発が進み,光仁天皇の御代に住吉の神を勧請したという。
「亀之森住吉神社」とも呼ばれて崇敬を集めている。
住吉神社拝殿住吉神社本殿
拝殿の背後に建つ本殿は,大阪市住吉区の住吉大社の本殿(いわゆる「住吉造り」)に似た雰囲気であるが,当社の屋根には反りがある。

住吉神社境内の荒神社住吉神社境内の荒神社社殿
境内の北東隅に「荒神社・恵美須神社」の立派な社殿が建っている。
祭神は火産霊神,事代主神,奥津彦神,奥津姫神,市杵島姫神,速素戔嗚尊,応神天皇,猿田彦神である。
このほかも,拝殿近くに稲荷社,天満宮,皇大神宮が,また神武天皇御陵謡拝所と桃山御陵謡拝所がある。

住吉神社の社叢
「亀之森」と呼ばれる社域の遠景。

(大阪府池田市住吉2丁目)
2008.2.18
亀之森住吉神社へようこそ!(公式サイト)


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