諸国神社めぐり

貴船神社 本宮(京都市左京区鞍馬貴船町〈くらまきぶねちょう〉)

貴船神社本宮社頭
貴船神社(きふねじんじゃ)は,叡山電車(鞍馬線)貴船口駅の北1.8キロメートル,鞍馬山と貴船山の間を流れる貴船川の右岸に鎮座する。
貴船川は,当社の南南西4.5キロメートルで鴨川に合流する。平安京にとって重要な水源のひとつであり,当社の起源は水神への信仰であろう。
『延喜式』(神名帳)所載の「貴布禰神社」(愛宕郡二十一座の一)で,社格は名神大社である。
初めの鎮座地は,本宮から800メートルほど上流の奥宮の場所であったが,永承元年(1046)の水災で社殿が流出し,天喜三年(1055),現在地に再建されたという。
その後,賀茂別雷神社(上賀茂神社)の支配下となり,たびたび独立を画したが果たせず,明治四年(1871)に官幣中社となってようやく独立した。
現在の祭神は高龗神(たかおかみのかみ)である。

貴船神社社殿
参道が終わると一段高い場所に建つ社殿の側面が見える。
貴船神社拝殿貴船神社拝殿屋根
貴船神社本殿貴船神社本殿背後
本殿(流造)の側面と背面。(手前の小祠は祖霊社。)
貴船神社権殿貴船神社権殿(側面)
本殿の裏に権殿がある。

貴船神社境内の白髭社
鳥居の近くに末社の白髭社が鎮座する。
祭神は猿田彦命である。
境内にはほかに牛一社川尾社,鈴鹿社が鎮座する。

(京都府京都市左京区鞍馬貴船町180番地)
2017.12.12


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