安江八幡宮（やすえはちまんぐう）は，JR（北陸本線）金沢駅の東500メートルに鎮座する。
現在の正式の社号は「安江八幡宮 金沢水天宮」である。
天慶二年（939）創立と伝える古社である。加賀藩主，大聖寺藩主に崇敬され，かつては広大な社領を誇った。
現在地に遷座したのは慶長年間（1596-1614）とされる。
祭神は誉田別尊，気長足姫尊，玉依姫命で，相殿（水天宮）に天御中主神と安徳天皇を祭る。さらに天照皇大神，大国主神，蛭児神も祭っている。
水天宮は，加賀藩十二代藩主の前田斉泰によって水天宮の総本社（福岡県久留米市鎮座）から勧請された。
