諸国神社めぐり

大間国生神社(伊勢市常磐〈ときわ〉)

大間国生神社
大間国生神社(おおまくなりじんじゃ)は,山田上口駅(JR参宮線)の南東150メートルに鎮座する(同じ社域に,外宮摂社の草奈伎神社も鎮座する)。
当社は,豊受大神宮(外宮)の摂社十六社のうちの一社であり,また『延喜式』(神名帳)所載の「大間國生神社」(度會郡五十八座の一)に比定される古社である。
雄略天皇二十一年に定められたとも伝える。
中世以降に廃絶し,社地も不明となったが,正保二年(1645)に現在地に再興された。
祭神は大若子命(おおわかこ)と乙若子命(おとわかこ)の二柱である。
大間国生神社社殿
垣の中に社殿が二棟並んでいる。左が国生社(乙若子命),右が大間社(大若子命)とされている。
大間国生神社
草奈伎神社の前から大間国生神社を見る。

(三重県伊勢市常磐一丁目)
2015.9.28


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