諸国神社めぐり

津長神社(伊勢市宇治今在家町〈うじいまざいけちょう〉)

伊勢市宇治今在家町の津長神社
津長神社(つながじんじゃ)は,五十鈴川駅(近鉄鳥羽線)の南1.6キロメートル,鼓ケ岳の東麓に鎮座する。饗土橋姫神社に隣接する。
倭姫命(やまとひめ)が定めたと伝え,『延喜式』(神名帳)の「津長大水神社」に比定される古社である。また皇大神宮(内宮)の摂社二十七社のうちの一社でもある。
祭神は栖長比賣命(すながひめ)である。
中世以降は衰微し,社地も不明となったが,寛文三年(1663)に再興された。
津長神社には,内宮の末社である新川神社(にいかわじんじゃ)と石井神社(いわいじんじゃ)の二社が合わせて祀られている。
それぞれの祭神は,新川比賣命(にいかわひめ)と高水上命(たかみなかみ)である。

(三重県伊勢市宇治今在家町)
2015.9.27


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