諸国神社めぐり

日吉神社(秋田市新屋日吉町〈あらやひよしまち〉)

秋田市新屋日吉町の日吉神社の古宮八幡宮参道入り口
日吉神社(ひよしじんじゃ)は,JR(羽越本線)秋田駅の南西6キロメートル,雄物川左岸の河口近くに鎮座する。
大同元年(806)由利郡勝平山の麓に鎮座したと伝える。社地は旧雄物川(秋田運河)の左岸であった。
秋田市新屋日吉町の日吉神社参道
その後,大地震(830年)のため字田中屋敷なる場所に移転し,さらに永治元年(1141)現在地に遷座した。
明治五年(1872)郷社に列せられ,同十二年(1879)県社に昇格した。
祭神は大山咋大神,積羽八重事代主大神,大物主大神,崇徳天皇,大穴遲大神,少彦名命,宇迦之御魂大神,大宮乃売命,三吉大神,底筒男命,中筒男命,表筒男命,建御名方大神,八坂刀女命,息長足比売命,猿田彦命,天満天神である。
秋田市新屋日吉町の日吉神社秋田市新屋日吉町の日吉神社拝殿向拝
明治二十八年(1895)火災により社殿を焼失し,大正六年(1917)に本殿を新築した。

秋田市新屋日吉町の日吉神社境内の松尾神社
拝殿の左に松尾神社が鎮座する。明治二十一年(1888),京都の松尾大社を勧請した。
秋田市新屋日吉町の日吉神社境内の三吉神社秋田市新屋日吉町の日吉神社境内の稲荷神社
三吉神社と稲荷神社が境内に祀られている。

(秋田県秋田市新屋日吉町10-67)
2017.6.27

秋田市新屋の日吉神社(公式サイト)


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